学内のインターネットコンセント(又は,情報コンセント)は,主に情報センターが運用管理しているが,一部の教室 (10201, 10202, 105, 104) については,コンピュータ理工学部にて運営している.利用の仕方に大きな違いはない.ここではインターネットコンセントにLANケーブル経由でMacBookを接続して,ネットワークを利用する場合を説明する.
尚,インターネットコンセントの利用にあたっては,予めコンピュータガイドの該当箇所や情報センター提供のWebページを読んでおく事.
情報センターが運営するcc環境のインターネットコンセントについては,情報センター提供のWebページを参照すること.
現在のところ,10号館の10201, 10202教室,1号館の105, 104(現在,工事中)教室に設置された情報コンセントはCSE環境の一部として運営されている.
最近では,自宅でのインターネット接続において,いわゆるブロードバンドルータを介して有線接続している場合が殆どとなってきており,その場合には何ら設定を変更する事なく標準設定のままインターネットコンセントに接続できるはずである.
まず,インターネットコンセントにLANケーブルとMacBookを接続して起動する.起動したらDock上のシステム環境設定をクリックして開く.
「ネットワーク」をクリックし,左欄から「Ethernet」をクリックする.すると,殆どの場合で次のような表示となっている.
「ネットワーク環境」のメニューは「自動」が選択された状態になっており,「状況」の表示では「接続 Ethernetは現在使用中で......が設定されています。」という表示が見えていれば,問題無くネットワークに繋がっている.「適用」ボタンをクリックしてから「システム環境設定」を閉じる.
あとは,普通にSafariやFirefoxなどのWebブラウザを起動すれば,ユーザ名とパスワード入力を求められる認証画面が表示されてインターネット接続が開始される.
自宅で利用しているISP(インターネットサービスプロバイダー)によっては,上記のような設定を変更している事がある.その場合,学内でLAN接続する時には「ネットワーク環境」メニューから「自動」を選んでみよう.
「適用」ボタンをクリックすればネットワーク環境設定が標準状態へセットされる.
これで,ネットワーク環境が標準設定となって繋がるようになる筈だが,そうならない場合は新しく「学内接続用」のネットワーク環境設定を追加して設定する.ネットワーク環境メニューから「ネットワーク環境を編集...」を選択する.
次に,新しい接続設定を追加するために「+」ボタンをクリックし,適当な名前(この例では「産大有線LAN」)を入力してから「完了」ボタンをクリックする.
次に,さきほど追加した接続環境を設定するため,「ネットワーク接続環境」メニューより,それを選択する.
ここで,ウィンドウ左欄から「Ethernet」を選択し,「構成」メニューで「DHCPサーバを使用」が選択されている事を確認する.
ここで「適用」をクリックして少し待ってみよう.基本的にはDHCPサーバを使用するように設定してあれば,ネットワークに接続して間もなくIPアドレスが配布されてインターネット接続出来る状態になっている.
DHCPにてIPアドレスの配布が受けられるようになったら,まずSafariなどWebブラウザアプリケーションを起動する.次のような画面となる.
ここでは,cc環境のユーザIDとパスワードを入力してLoginボタンをクリックする.ユーザIDとパスワードが正しければ,認証が成功して次の画面が表示される.
Enjoy!
プロバイダの都合で自宅でのネットワーク環境設定を標準設定とは異なる状態に設定する必要がある場合,上記のように設定すれば「学内用」設定が出来るので,システム環境設定のネットワーク設定にてメニューから接続している場所(自宅と学内)に応じて切り替えて利用すれば良い.
上の例では,学内接続用の「自動」と自宅環境用の「私のプロバイダー」という2つのネットワーク環境を使い分けている.